チケット駆動開発で行こう!Redmine Reply Button
Redmineといえば、やっぱりチケット駆動開発ですよね。
そうです。あの有名な「No Ticket, No Work」のチケット駆動開発です。
チケット駆動開発の最大のメリットは、抜け漏れを無くすことができるというところです。
メールでのやり取りだと、メール受信者が返信を忘れて未読にしてしまった場合、他のメールの海に埋もれてしまうことがあります。
メール送信者が、覚えていてくれれば、催促してもらうことで気づくことができるとは思うのですが、メール送信側も忘れてしまうと、そのまま闇に葬られてしまい、大きな問題になってしまった。。なんてことは、忙しいビジネスマンであれば、一度は、経験あると思うんですよね。
もともとメールというのは、作業の依頼の連絡だけでなく、情報共有の連絡にも使われています。これらが混在して一日に30通とか50通とかのメールを受信すると、やるべきことだったのに、うっかり失念してしまったり、あとでやろうと思っていたけど、メールを既読にしてしまい、その後、忘れてしまったりすることがあります。
これを解決するのが、チケット駆動開発です。
チケット駆動開発の場合、メールではなく、チケットとして担当にアサインします。
以降のやり取りは、チケット上で担当を変更しながら、チケットを終了まで導きます。
チケットの場合は、作業依頼としてチケット作成するので、依頼された側は、マイチケットを参照すれば、すべてのやるべきことが管理されているというわけです。
担当をかちゃかちゃ変えながら、ボールのようにチケットを投げ合いながら、チケットをクローズに導きます。
これをスムーズに実現するためのプラグインが「redmine reply button」です。
https://github.com/RedminePower/redmine_reply_button
このプラグインを入れると、チケットに「返答」というボタンが表示されます。この返答ボタンを押下すると、最終更新者に担当を切り替えた状態で、編集画面が表示されます。
このプラグインを使って、チケットをまるでメールのように使うことができます。
そして、このチケットに、期日を設定しておけば、期日までに返信がされなかった場合は、相手が期限切れチケットとして、気づくことができます。
忙しいプロジェクトこそ、ぜひ、チケット駆動開発を導入してしみてください。
ちなみに、チケット駆動開発にすることで、Redmine Time Puncherは、より強力に活用することができますが、その記事は、また別の機会に書きますね!
お楽しみに〜!